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2021年2月13日 (土)

川渕氏の五輪会長を棒に振ってしまった

女性蔑視発言で、五輪組織委の会長を辞任した森喜朗氏。

後任を、サッカー協会会長などを歴任してきた川淵三郎氏にしようと進めたが、問題があって辞任する人が後任を選んだら、また反発が起こることを予想しなかったのか。

もし事務局が事前に相談を受けていて、その事務局にも普通に能力があったら、「森さん、後任のことを自分で発言してはだめです。必ず文句を言う者が出ますから。川淵さんはあくまでも事務局が考えた案として会議に諮りますから、事務局に任せて黙っていてください」とするだろう。
そうすればマスコミにも知られることなく、うまく着地できたかもしれない。

それをペラペラと「川淵さんにお引き受けいただいた」などとしゃべってしまうのは、これまでずっとワンマンで、自分の思うとおり独断でやってきた習慣なのだろう。東京五輪に関しては各方面にずいぶんと難しい交渉をこなし、調整力を発揮してきた実績は評価されているようだが、今回のプロセス失敗を見ると、リスク管理の能力がかなり低いと言わざるを得ない。

よく言えば、根っからのスポーツマンなので、これまでの交渉ごとも率直に誠実に行ってきた結果で、秘密裏にコトを進めることは苦手なのだろう。そのため、そのまましゃべってしまうのかも知れない。

 

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